配線ダクトを美しく高耐久に塗装するテクニック

配線ダクトは本体の色が限定されており、設置場所によっては色が壁や天井とは合わずに浮いてしまうことも良くあることです。

美観を重視する空間に設置する際には、購入前から塗装を施すことを検討することにより、色の問題はクリアできるので、選ぶ配線ダクトも範囲を広げることができます。塗装を美しい状態にして、尚且つ直ぐに剥げるのではなく耐久性も維持したいという場合では、事前に準備したいアイテムがあるので取り揃えることでスムーズな作業を行えます。配線ダクトはプラ製と金属製に分かれていますが、どちらも作業前に下地調整をした方が確実です。

調整方法はプラ製であれば800番程度のサンドペーパー、若しくは耐水ペーパーで磨く方法です。金属製はシリコンオフスプレーを使う方法が最適です。両方の素材は塗装前には下塗りを施すことも美しく塗るには欠かせない作業です。下塗りは缶スプレーで販売されているものがあり、グレーの色で販売されているものが一般的です。

下塗りを済ませて完全に乾燥することを待ってから、配線ダクトの表面を確認し、滑らかであれば任意のカラースプレーで上塗りをする手順が基本です。上塗りは1度で仕上げるのではなく、最初は全体に薄めに吹き付けておき、乾燥してから3回程度を重ね塗りするテクニックが最も綺麗にできます。3回目の塗装は塗料が垂れない程度に少し多めに吹き掛けることで、十分な塗膜を形成できるようになります。この方法で美しさと高耐久を実現できますが、屋外利用の配線ダクトの場合は更にクリアラッカーを塗り重ねると表面の保護を十分に行えます。

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