lanケーブルの速度が低下する原因とは

モバイル機器はWiFiやBluetoothなどの無線でインターネットに利用する方法が一般的ですが、デスクトップPCやテレビなどはlanケーブルを利用した有線接続をする必要があります。

無線LAN機能を備えたノートPCでも、高速でインターネットに接続をしたい場合は有線接続を利用することができます。有線接続を利用するとWiFiやBluetoothと比較して通信速度が高速で回線が安定しているという利点がありますが、lanケーブルそのものが原因で速度が低下する場合があるので注意が必要です。有線接続なのに通信速度が低下してインターネットが遅くなる原因で一番多いのは、lanケーブルの規格が古いことです。

lanケーブルにはいくつかの規格が定められていて、高速通信をするためには高い規格の製品を使用しなければなりません。例えば回線速度が最高1Gbpsであれば、数百Mbpsの通信速度が出るはずです。このような高速回線でCAT5の100Mbpsのケーブルを使用して接続をすると、100Mbpsまで通信速度が低下してしまいます。

別の原因として、lanケーブルに使用されている導線が劣化して信号が伝わりにくくなってしまうケースも少なくありません。円筒形のケーブルであれば内部の導線が切れたり劣化しにくいですが、フラットタイプの製品だとケーブルに強い力がかかると銅線が切断されてしまう恐れがあるので注意が必要です。フラットタイプのケーブルを利用する際は狭い隙間を通す場所だけにして、他の場所は円筒形の丈夫なタイプを使用するようにしましょう。

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