ナイロン入り結束バンドの仕様と用途

今では100円ショップでも手軽に購入できるようになった結束バンドは、もともとは電気設備工事に用いる部材でした。

「トラッキング」と呼ばれる凹凸がバンドの裏面に備わっていて、一度締めると外れないという特徴があります。この結束バンドは1960年に日本で生まれた商品で、特許も取得されているほどです。主に電線を束ねたり、フックを作るのに活用されていますが、2000年以降になると新たに開発された新製品が巨大設備を有する場所で活躍するようになりました。

結束バンドはポリ塩化ビニール製や、シリコン製など柔らかいものを素材に使っているのが一般的です。2002年になると、塩化ビニールの中にナイロンの糸を含ませた製品が登場しましたが、これはメガソーラーパネルを固定するための特注品として市場に出ています。通常の塩化ビニールだと、沿岸地域であれば海水にさらされることで劣化しやすく、耐候性に欠けます。

しかし内部にナイロン製の糸を含ませれば強度が上がり、耐候性に長けた製品になるので大型ソーラーパネルであっても長期間固定し続けることが可能です。ナイロンの糸が含まれた結束バンドは今では建設現場でも広く用いられており、足場を組み立てる際の仮留めや指示板の設置など多方面で活躍しています。メガソーラーの固定であれば20~30mmの太い製品になりますが、足場の組み立てであれば10mmの製品1本で60kgまでの重量に耐えられる強度もあります。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *