結束バンドの上手な保管対応

結束バンドは、配線などを束ねるのにとても便利なアイテムです。

電気工事業者などでは、いろいろな種類の結束バンドを沢山購入しておいて、様々な用途に対応できるようにしているという場合も多いのではないでしょうか。それはたいへん結構なことですが、どのようにして保管しているかが問題です。ナイロン製の結束バンドは、けっこう外部の湿度などに影響を受けるのです。例えば乾燥してしまうと、固くなって脆くなってしまうことがあります。そんなバンドでは、いざ仕事で使おうとしたら、いきなり破断してしまったなんてことにもなりかねません。バンドは、外気に触れる剥き出しのままで保存するのはよくありません。

密閉できる袋などに入れておき、乾燥するのを避けた方がいいでしょう。また、結束バンドを購入した際、製品の封入されている袋のどこかに品質管理番号というのが書いてあるはずです。できればその番号はいつでも参照できるように保管しておきたいものです。

なぜなら、万が一バンドにトラブルがあった場合にメーカーへ問い合わせをする時、その品質管理番号が分かると、メーカー側も対応がしやすくなるからです。品質管理番号がわかっていれば、製造された日付などを容易に追跡できるようになるので、なぜトラブルが起きたのかの原因特定がしやすく、お客の苦情への対応もやりやすくなるのです。ですから番号が記載されている袋はなるべく捨てないで、保管しておいた方がいいかもしれません。

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